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胡耀邦の息子 江沢民派の富豪を提訴

2014年08月17日

【新唐人2014年8月17日】周永康が粛清されたあと、胡耀邦元総書記の三男で、習近平と関係が深い胡徳華氏が香港の億万長者・ビンセント・ロウ氏の傘下企業を提訴しました。2009年に暴力的に別荘地を占拠し、大量の文書を盗んだとして、損害賠償を求めています。

 

8月13日、北京の精達不動産有限公司の法人代表、王小培氏がビンセント・ロウ氏の傘下企業、シュイオン・コンストラクション(瑞安建業)を香港高等裁判所に提訴しました。

 

訴えを起こした会社の創始者は、胡耀邦元総書記の息子、胡徳華です。2013年、「両会」のあと、5年前の別荘地の占拠事件でビンセント・ロウ氏を訴えると公言していましたが、結局、解決しませんでした。今回、香港で提訴したのは、大陸では受理してくれる裁判所がなかったからだそうです。

 

北京・精達不動産有限公司 法人代表 王小培さん

「提訴が受理されなかったので、香港に来ました。香港の司法はもっと公正なはずです」

 

王さんは、相手の後ろ盾は手ごわいと率直に述べました。

 

北京・精達不動産有限公司 法人代表 王小培さん

「ビンセント・ロウは周永康などと関係し、横暴を振るいました。200人以上も雇って、土地を占拠したのです。法治国家ではあり得ません。ビンセント・ロウはまるでマフィアのボスです」

 

中共の全国政治協商会議委員でもあるビンセント・ロウ氏は、1984年から上海などで不動産開発を大々的に手がけています。江沢民、周永康、賈慶林、薄熙来や上海市の前トップだった陳良宇、上海市の現在のトップ・韓正など、江沢民一派と関係が深く、香港のトップ梁振英の絶大な支持者と見られています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/16/a1130745.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

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